てっきり私のことを心配してくれてるのかと思ったけど

残念ながらそうじゃなかったみたい。


「もー、ちょっとくらい心配してくれたっていいじゃん!」


「はいはい、お勉強始めるよー」


もう、冷たいなぁ。

ぶすっと頬を膨らましながら私が渋々席に着くと。


「あと30分集中できたらいちごオレ買ってやるよ。お前、いちごオレ好きだろ?」


「ほんとっ!?」


やっぱり冷たくない!!

やったー!頑張ろ!!


…って、あれ?