「で、先生と私がなんなの?」


余裕しゃくしゃくで聞く私。


だけど目の前にいる先生は俺様性悪男。

当然私がからかえる相手なわけなくて。



「こーいうこと。」


「っ!!?」


私の腕をひっぱって

手の甲にちゅっ

とキスを落とした。




そのしぐさがあまりに艶やかで


「ばーか。

俺をからかうなんて、1万年早いんだよ。」



私は意地悪く笑う先生に見惚れるしかなかった。