放課後、あれからいつも通り、先生との課外授業を続けている。

でも...。


「ここの問題―ひゃっ」


「わりっ」


手前にある参考書に手を伸ばした時

先生も同じことをして手が触れてしまった。


やっぱり、今までとは何かが変わってきている。


「...」


「...」


お互い、時が止まったかのように固まって

教室が静まり返る。


気にしてないふりできればいいんだけど

動揺して何も出てこない。


すると