俺は羽奈を世間でいうお姫様だっこして 急いで保健室に向かった。 羽奈は生まれつき貧血ぎみで、よく体調を崩していた。 それは羽奈自身もよくわかっていて食生活や医者にもらった薬で 体調をうまく管理していた。 でも、羽奈は弱い。 なにかあるごとに思い悩んでは一人で抱え込むタイプだから そういうときに限って倒れたりするんだ。 「...う、つか、さ?」 「まだじっとしてろ。きついだろ。」