気持ちを隠す俺とはまるで正反対。


だから俺はこの子に振り回されてしまうのか。



「じゃあお前は俺にこういうことされる覚悟ができてるってわけだ?」


気が付いた時にはそんな言葉を発していた。

まずい、と思ったがもう手遅れだった。


「せ、せんせ…ひゃっ」


可愛い声を出して

俺が触れた部分がどんどん熱をあげていって

恥ずかしがって目を力いっぱい閉じて。



頼むから、そんなに可愛い反応をしないでくれ。

頼むから、簡単に俺の理性を壊さないでくれ。