これにはさすがの翔太も驚いたのか、沈黙が続いた。 でもそれすらも私の気持ちを落ち着かせるから しばらくこのままでいると。 「夏芽」 翔太が前を向いたまま真面目な口調で口を開いた。 「今日の放課後、クレープ食いにいこーぜ。」 「...え?」