翔太が現れた。 「な、なに」 あれ以来、はじめてまともに顔を合わせるから つい身構えてしまう。 「腕…あざになんなくて良かった。」 「…え?」 小声で呟いたかと思うと突然、大きく体を曲げて。 「怖い思いさせてごめん!」 「ちょ、翔太…っ」 ずっと近くにいたのに こんなに申し訳なさそうな翔太の顔は見たことがない。