美貴が指差す方を見てみると そこには既に全学年の生徒が大勢集まっていた。 「ご、ごめん…ちょっと喉乾いたから水飲んでくる。」 緊張のせいで喉はカラッカラ。 私はひとり、水道に向かった。 きゅっ ジャーー 「…、」 顔を洗ってタオルで拭く。 でもスッキリしない。 どきどきと心臓の音が大きくなるばかり。 私がふぅーーと息を吐いていると。 「夏芽」