―もっと、刺激的な恋を。―

人は、形のないものを信じることができない。
そんな風に、思っていました。
この本を読むまでは。
未だにこの本を読んだ後の感情が抑えきれません。
悲しみにくれるだけの日々を送っていた自分を叱責したい。あの時にも私に愛をくれていた人はいた。そのことに気づいたとき、私は人を信じようと決めました。
彼氏にDVを受けて、もうどうしようもできないと思い込んでいた時、私は自殺を考えました。
しかし、その時に両親に止められ、感情のないまま引きこもった。
今思うと、それは両親にもらった命を再び生きる、チャンスをもらえたのだと思います。
私に愛をくれた両親、友達、元恋人。みんなありがとう。そして何より、そのことに気づかせてくれたこの本に、ありがとう。

愛される人生っていいものですねー。
独特の日本語感が斬新で感動でめまいがします。
こんなすばらしい言葉を使うなんて現代人のセンスのすばらしさを感じました。
次回作に期待しています。