クラスメイトの男子は一緒にサッカーしてくれたし、雪乃だって変わった私を受け入れてくれたし、春真くんには友達になってと言われた。 嬉しいよ。 秋からの好意も意外だったけれど、嬉しいよ。 でもね。 怖い……。 どうしようもなく怖いんだ。 だって、私……。 「夏海」 「……て」 「え?」 「やめてよ!!」 私はあの日のまま止まってる。 1番の友達に嫌われて、男子を避けるように生きてきた。 友達になれないことが苦しくて、辛くて、悲しくて。 だから高校生になった今も、それ以上の感情が薄い。