「私、春真くんとだったら噂になってもいい」 「なんだか嬉しいです」 「だって、好きだから!」 本当にこうして心配してくれる春真くんが、素直で優しくて好き……好き? 好きって言っちゃってるじゃない!! 「あ、あ、あのね……えっと、私。その……っ」 「ありがとうございます」 慌てる私に気づかないで、感謝された。 可愛い笑顔が目の前にある。ちょっとだけ苺ミルクの香りがする。 って、近!