そして迎えた次の日……

ブラウスとスカートに着替えたあたしは、いつものように出社する。





結局、遥希は帰ってこなかった。

昨日みたいな日に限って遥希はいない。

遥希の愛を確かめたかったのに。

あたしみたいな存在でも、遥希と一緒にいていいんだと。

だけど、贅沢を言うことも出来なくて。




ーお疲れ様




とだけメッセージを送った。




いつもは早くメッセージに気付く遥希なのに、既読にすらならなかった。

きっとあたしは彼女として、多忙な遥希を応援しないといけない。

だけど、やっぱり寂しくて不安だった。