そのキスで、覚えさせて






「お前は俺に抱かれている時、碧に抱かれることを想像するのか?」





まさか。

あたしには遥希しかいないって、何十回何百回と言っているのに。

それでも、遥希に嫉妬させたくて。




「あるかもね」




なんて意地悪してしまう。




「……マジなのかよ」




遥希は少し鋭い瞳であたしを見る。