「きっとその曲はヒットする。
そうしたら、客の呼び込みのために、俺たちのライブでゲスト出演でもしてもらうかな」
「ふざけんな」
遥希はすっごく嫌そうな顔をした。
遥希の気持ちも分からないこともないけど……
Fのライブに遥希が出るなんて、凄いだろうなと思ってしまった。
そんなライブ、見てみたい。
「お前、今妄想してただろ」
遥希の鋭い視線にぎくっとする。
駄目だ駄目だ。
大好きな遥希とFのコラボに興奮してしまった。
「そんな茶番、死んでもごめんだ」
あたしは、そんな素敵なライブ、見てみたい。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…