ありがとう、好きだよ。

「…さん……ほ…か…ん!…穂花さん!」

穂『ん?』

春「やっと、起きた。もう卒業式終わったよ」

穂『…そう。ありがとう。』

春「…穂花さんってさ雰囲気変わったよね」

穂『…えっ?』

春「なんかさ可愛い明るくキャラだったのが
無口でクールキャラになったみたいな?」

穂『そう。色々あったからね…』

春「そっか…」

穂『あ、起こしてくれたのは感謝する。
でも、これから私にかからわないで』

春「えっ?…やだ」