咄嗟にしゃがんじゃったけど変に思われてないよね…? 「あんな無邪気に笑うんだ…」 やっぱり南のこと知れてないな…。 過去に何かあるように思えないし…。 はっ、ダメだ。 ちゃんと試合を見ることに集中しなくちゃ。 試合は順調に行われていった。 南だけでなく、もちろん、よっしーをかっこよくプレーしてて、麻衣子と2人で観戦楽しんでいた。 「南、やっぱりカッコイイわね〜」 「…!」 この声を聞くまでは。