ママはアタシのために働きすぎでからだを壊していた。




アタシもバイトをしていてそれなりに頑張ってた。




もともとママは、がんをわずらわってて余命も末期で3ヶ月と言われていたけどアタシには教えてくれていなかった。




「…ママ。」




ここ2日間、ご飯は食べていないけれどお腹がすいているわけではない。




食べたくないし何も…したくないよ。




…ん??




ふと机のしたを見るとそこに白い紙が落ちていた。




なんだろう…と思って久しぶりにからだを動かしてその紙を見てみると、そこにはアタシの名前である「光希へ」とかかれてあった。