【完】もう一度、キミのとなりで。


「はぁ……」


お昼休み、ため息をつきながら学食内を歩く私。


先ほどお昼を食べ終わった後、加奈子ちゃんは他の友達に呼ばれてどこかへ行ってしまった。


一人になると、また色々考える。


この落ち着かない日々はいつまで続くんだろう、とか。


急に周りから注目されるようになって、色々噂をたてられたりもして、またどんどん自分が弱気になっていくのを感じる。


私は、どうしたらいいんだろう……。


いずれは碧空くんにちゃんと返事をしなきゃって思うけど、やっぱり自分はずるいのかな、勝手なのかな、という思いが頭を巡ってぐるぐる悩んでばかりで。


結局私は自信がないんだ。


碧空くんのことが好きだって思うのに、昔の苦い記憶にとらわれてばかりで、前に進むのを恐れてる。


どうしてこんなに憶病なんだろう。