そのまま彼は美希ちゃんに連れて行かれてしまって、私はその後ろ姿をおとなしく見送った。 だけど、ふいに美希ちゃんがこちらをクルッと振り返って。 ……あっ。 目が合った瞬間、怖い顔で見られたような気がしたのは、気のせいかな? なんだろう。前にもこういうのがあったような……。 今の、美希ちゃんに悪く思われちゃったかな? 私と碧空くんが話してるの嫌だったのかな……。 モヤモヤと心が不安の色で覆われてくる。 碧空くんと話せたことは嬉しかったけれど、なんだかとても後味が悪かった。 . * .