「オラァァァ!!」

バキッ、ドカッ。

「お前、大丈夫か?」


とある路地裏、そこで運悪くカツアゲに遭った私を救ってくれたのは同じ高校で校内1強いと名高い不良、結城郁だった。
これが、私と彼の出会いだったのだ。