でも三田君はニコッと爽やかな笑顔をした 「じゃあ森崎先生! このあとお茶でもいきませんか?」 三田君に言われる 別にお茶ならいいかな そう思ったとき 脳裏に李月君の言葉がよぎった 『男には気をつけろよ』 私が料理教室をやることを話したら 李月君にいわれた言葉 三田君が悪い人じゃないってわかってるけど やっぱり李月君に言われたことは破れない