「森崎さ~ん!指名だよ!」

「ほら、森崎。また来たぞ」


堀田にポンと肩を叩かれる

えぇ~~~~~


私達のクラス指名制じゃないんだけどな?



しぶしぶ行くと、そこには。


「…李月君」

と、柊木先輩。



すごく気まずいけど、仕事は仕事。

「あ、えと、いらっしゃいませ!
 お二人様でしょうか?」