時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

「冬華いたいた!」

ドキとした。

声を掛けてきたのは…有希ちゃんだったから。

有希ちゃんにいじめられた状況にいたから怖い…。

「あたしたちおんなじクラスだよ!」

タイムリープ前と同じようにキラキラした笑顔で言う

でも怖い。

きゅっと制服の裾を握る。

その手がカタカタと震える。

「よかった!私人見知りだから」

カタカタと震えたまま返す。

そこで…

「うげっ市下も同じかよ…」

叶ちゃん…相変わらず丸聞こえ。

「あらー。東くんそれはどう言う意味かしらー。」

「意味なんてねーよ」

あれ…前だったら「いいいい、意味なんてねーよ」じゃなかった?

でもタイムリープ前のように走っていってしまった。

ていうか…それよりぃ…でも有希ちゃんと2人きりにしないで!

叶ちゃんの言葉より有希ちゃんと2人きりの恐怖の方が強かった。