時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

ピピピピピピピピピピピピピピピピ…

「コラァ、冬華!起きなさい、入学式遅れるよ!!」

ーーーーーーーーー懐かしい。

私の名前を優しく呼ぶ。

その声は、お母さんのようにも思えるけれど、きっと違う。

お母さんは失声症だからーーーーーーーーー

バサァと私の布団が剥ぎ取られる。

「いい加減起きなさい!冬華!」

「んん〜」

まだ眠いんですよ。

このままで居させてよ〜

「高校の入学式遅れるよ!」

…は?

ニュウガクシキ?

まってまって。

結構前に前に終わったのに!?

「冬華っ!」

「は、は〜い」

私は混乱しながらもリビングへと向かった。

向かう途中で思ったこと…記憶って残るんだ〜と思った。