時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

はぁとため息をつきつつベッドに腰を下ろす。

有希ちゃん…なんだったんだろ……。

あの言葉…。

私になにを言いたかったんだろう。

愚痴でも言いたかったのかな。

だったら、いくらでも聞くのに。

そんなことを考えていると睡魔が襲う。

ああ、ちゃんと私も好きだって言えばよかったぁ…っ…。

そう思うと涙が出てきて、朝泣いたせいかもあって。

フッと。

私は眠りの世界へ堕ちていった。