時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

ーードンッ!!

いったぁぁ。

一発で目がさめるぐらい…痛い!

顔がジンジンする。

私はベットから落ちた…らしい。

とにかく…めちゃめちゃ痛い。

ベットから落ちるだけであんなに痛かったっけぇ?

ふとベットを見ると…夢で真白という天使のような女の子に貰った鍵があった。

まるで鍵がベットを陣取ってるみたい。

…マジか。

ホントにあると思っていなかったから若干ビックリ。

でも…うさんくさい。

気味悪いし…使わないでおこうかな…。

なんか変なこと言ってたし。

穴が開く前に真白という女の子が言っていた、途切れ途切れでしか聞こえなかった言葉。

忠告ぽかったけど…。

どうなんだろう。

うーん、本気で必要になったら使おう。

という事に決めた私は、机の引き出しにしまった。