時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

そして、ハッとする。

今から、お父様の元へ行くんだ。

ここで突っ立ってる場合じゃないんだ。

でも。

今は顔を合わせたくない。

静かに立ち去ろうとしたその時。

ーードンッ

ーードサドサッ

私が立ちくらみで、ぶつかったのがスリッパが大量に入った棚だった。

おかげで、大量のスリッパが落ちてきた。

なんで?

ついてなさ過ぎでしょ…これは…。

叶翔くんに気付かれてしまうーーーー。

「誰?」

そう言って、叶翔くんと思われる人が近づいてくる気配がする。

ーーーー見られたくない…!