時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

「レモンティー、握りしめてないで飲めばいいじゃん。てか、飲んで」

軽く笑う東さん。

「じゃあ…いただきます」

そう言って、キャップを回し、飲む。

ふわっとレモンの旨味が広がり、甘い紅茶とうまくマッチングしている。

「美味しいです…」

「よかった」

なんだか、少し、ぎこちなくて、いづらい。

「あのさっ…〝私の言うこと信じてくれますか?〟って…前世のことだけ?」

そう言われて思い出す。

そうだ。

まだ話さなきゃいけないことがあったんだ。

「あぁっ…!いや、それだけじゃないです」

「そうなんだ」

本当に信じてもらえるのかな。