時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

「似合うね」

試着室から出てきた私に言う。

「恐縮です…。というか…橋谷センパイ、ホントにありがとうございます!」

高いワンピースだから汚さないかいつもよりかなり心配だ…!

「いいんだよ、僕が誘ったんだし。あ、苗字じゃなくて、下の名前で呼んでよ。」

え…下の名前?

祐センパイでいいのかな?

「ホントにありがとうございました、祐センパイ」

若干戸惑いながら呼んでみると…センパイは納得がいっていない顔をする

どうしたんだろう…?と思って入ると。

「セ、センパイいらないから。呼び捨てでも…」

センパイ要らないって…名前だけ。ってことだよね。

私、男の子呼び捨てしたこともなかったのにっ?

「ゆ、祐くん?で…いいですか…?」

「うん、よろしい」

なんて砕けた言い方で笑ってくれて、すごくなんか…恥ずかしいと言うかなんと言うかわからない感情に陥った。

それにカオ熱い気がする…。

「と、冬華ちゃん、カフェ戻ろうか…」

「はっ、はい!」

2人で軽くテンパりながらもカフェに戻った。