時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

一度、思い沈黙が流れる。

「それは…冬華の葬式の時あいつの棺桶の中に入れたのに…っ…!」

「〝冬華〟さんが私の前世だとわかった時においてありました」

怖かった。

いつも余裕そうでかっこいい東さんが泣きそうだった。

さっき絞り出した声は震えていた。

「俺は…帰るわ」

そう静かに言い放ち立ち去ろうとする東さんの背広の裾を掴む。

「離してくれないかな」

その声は東さんじゃなかった。

いつもより、冷酷で闇があるようだった。

「いやです!」

待って。

伝えたいことが

あるからーーーー…。