時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

「「「「「「いらっしゃいませ。橋谷様!」」」」」」

アニメや漫画で見るような、この光景にすごく驚く私。
たかそうなカフェに入るんだけど…お店の人がこういうことするんだ。

「祐様、そちらのお嬢様は恋人さんですか?お似合いでございますね」

「いや、まだ恋人じゃないよ」

「頑張ってくださいね」

凄い…橋谷センパイって超のつくお金持ちなのかな?

だとしたら…凄いな。

絶対私と…釣り合わないよねぇ。

「冬華ちゃん、どう気に入った?」

「はい!すごく素敵ですね」

「あ!ちょっと来て!」

そう言って私は、センパイについていった。

…なんだろうと思いながら。