時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

『つ…………。と…かさ…。つきまし…よ』

男の人の声がする。

誰だろう。眠いせいか、靄がかかったように聞き取れない。

『と…かさん。桃花さん…!』

『ん…?』

どうやら泣き疲れて眠ったらしい。

『つきましたよ。降りてくださいね』

はい、と返事をして重い足取りで会場に入った。