時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

そんなことが日常だった。

7歳の誕生日のことだった。

『今日は桃花の誕生パーティーを開くからな』

『本当に…あ。本当ですか?』

この頃から強制的に敬語を使えと言われていた。

『ああ。あと、誕生日プレゼント何がいい?』

『私…は…………』

〝ゲームが欲しい〟そう言えたらなんて楽だろーなー、と思っていた。

『なんでもいいんだぞ』

おかしなくらい優しかったお父様にその時はなんでも言える気がした。

『……………』

でも…怒られるのが怖かった。

〝なんだ!そんなものが欲しいのか!くだらん!〟

そう、言われる気がして。

『ないなら…お父様が決めるが良いか?』

『っ…はい!』

結局言えなかったことに後悔した。でも、パーティーでは、もっともっと…後悔することとなった。