時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

「え…あ…アズマカナトさん…?」

だったかなとついたのは秘密。

ていうか。呼び捨て?

そのことになれない私は若干びっくり。

だいぶ前にハンカチ拾ってくださった人だよね。

「ふは…フルネーム呼び?」

そう言って微笑むアズマカナトさん。

「ど…うして…ここに…」

こんな、夜に近い夕方に。

「ああ。仕事場から近くて出た時に…たまたま桃花が見えて…てかそれより…」

そう言って私をジィッと見つめるアズマカナトさん

その行為は特に意味はないと思うけれどなぜか。なぜか。

ドキドキと胸が高鳴ってしまう。

この感情は一体…。