時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

担任の先生は授業日程の変更について長々と話しているようだけど私はボーっと窓の外を眺める。別に好きで眺めてるわけやない。なんとなく…桜が綺麗だから。

ボーッとしているの中で思い出すのは今朝の出来事。

突然、知らないアズマカナトという男性が私の落としたハンカチにきずいてくださって、声をかけられ、拾ってくださった時に名前を聞かれたこと。そしてなぜか驚いていたこと。

でもその…アズマカナトっていうお兄さん。イケメンに分類される人だよね。綺麗な整った顔してたし、なんか俳優さんでいた気がすると思う。

あ…でも…!

お父様に「知らない人によっては、名前なんて絶対に教えるな」とすごくだめ押しされたのに…!でも…〝知らない人〟って感じじゃなかったなあ。なんかどっかであったことある気がする……??