時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

幼馴染みのミソラちゃんと部活であって仲良くなった沙良(サラ)ちゃんと海帆(うみほ)ちゃん。

ミソラちゃんは一緒にメゾソプラノをやっていて、沙良ちゃんはソプラノをやっていて、海帆ちゃんはアルトをやっている。

「あ!みんなおはよ」

「あ!また意味がわかると怖い話しない?」

沙良ちゃんが提案する。

「いいね〜!」

私も含めて3人で賛成する。

私たち4人で流行っているのは意味がわかると怖い話。自分でも作ったりしている。

「じゃあ、私から!」

そう言って私は話し始める。

「題名。あだ名

私のクラスではいじめられている子がいるの。その子の名前はレラ。

でも、イジメはバレていない。だって、リーダー格の子が先生の大のお気に入りで、誤魔化すのがとてもうまいから。

そして、イジメは今日も続いている。

昨日は、教科書・ノートにたくさん落書きをしたり、破って捨てたり。凄まじかった。

今日はその子にあだ名をつけたようだった。それは〝シンデレラ〟。

レラは嬉しそうだけど…クラスのみんなは気がついてしまった。その〝シンデレラ〟に隠された意味を。わかった瞬間、みんな、ゾッとしてしまった」

「みんなわかる??」

そう言うと、考え込むみんな。

「じゃあ正解言うね」

しばらく経ってもうすぐで先生が来てしまうので正解を言うことにする。

「シンデレラをあるところで切ると…〝死んで、レラ〟ってことになります…」

「やっぱ意味がわかると怖い話面白いね」

「そうだね〜」

4人で意味がわかると怖い話でまた盛り上がっていると