時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

ふと。冬華の家に寄りたい、そう思った。寄りたいつっても、隣だけど…。

俺が家に行くとボロボロの顔をした冬華の母さんがヨロヨロとしながら出てきた。

「叶…と…くん…。いらっしゃい…あの子の部屋に案内するわね」

言葉もいまいちまともに言えていないような状態。俺も1回目はそうだった。ずっと部屋にこもりきり、太陽の光さえ入れず、メシも食わず、ベッドに寝転びボッーとすれば冬華の笑顔、泣き顔、怒った顔、全てが蘇り泣き続けると言う状態。

ただただ、苦しかった辛かった。誰かに言葉をかけてもらえれば癒えるものではない。〝癒える〟と言うのは〝冬華が戻ってきてくれること〟ただそれだけだった。

初めは憔悴するしかできなかった。