時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

俺は冬華が死に続けて戻っての繰り返しで疲れ切っていた。

冬華が亡くなったある日に気が向いたから冬華の部屋に行って見た。


そしてふと思い出す。

冬華救う作戦の「先生に呼ばれてた」と言うもの。いつもの…冬華なら。「じゃあ、私も行くね、待ってるよ」悪いから帰れと行っても「私が待ってたいの、それに…叶ちゃんと帰りたいから…!」と俺より背の低い冬華が上目遣いをすると何も言えなるという思いをしていたのに…あの日は、あの時はなぜか…なんでか。帰って行ってしまった。

なぜなんだろう。あの日、あの時。「待っててくれない?」と言わなかったのだろう。言わなかった。いや。正確に言えば、言えなかった。さらに詳しく言えば…声が出なかったんだ。