時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

「あ!ヤベッ!」

突如、叶ちゃんが声を上げる。

「どしたの!?」

「俺、先生に呼ばれてたわ」

えぇ…て事はカフェデート…パーになるの?

「悪い!今度埋め合わせするから、行ってくるわ!」

慌てて走り去っていく。

本当にごめんという顔をされたら憎めないじゃん。

まぁいいか。

かーえろと思って横断歩道に足を踏み出した。

でも…さっき、叶ちゃんが〝待って〟っていう顔をしたのは…気のせいなのかな。