時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

突如、この路地のような道に響く足音。

突如、バクバクとなり始める心臓。

突如、恐怖を感じる私の体。

ーーコツコツコツコツコツコツ…。

足音はどんどん大きくなって、いく。

怖くて、どんな人か確認したい…けど…怖くて逆に振り返れない。

ーーコツコツコツコツ…

ーーバックン、バックン、バックン。

怖い、怖い、怖い、怖い、怖いっ…

なんなの…本当に気味が悪い…。

足音が大きくなると共にきょうふかんは膨れ上がる。

「っ…だれっ!」

私はーーーーいたたまれなくて思わず振り返ってしまった。