時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

【叶翔side】

現在、打ち上げ中。

「なあなあ。叶翔、彼女いんの?」

そう声をかけてきたのは友達の時野隼人。

「おう」

「俺さ〜好きな人いんの〜」

なんだよ。男同士で恋話かよ。まあこれ聞くのも何回めか忘れたけど。

何回もリープしてるからな。

「俺〜小宮さん超タイプ!あんなフワワって笑って可愛いこいねぇだろ?」

つか、なんだよ〝フワワ〟って!

なっ、冬華はだめだって!

やっぱ、なんかいめでも彼女を取られそうとなると慌ててしまう。

「いやいやいや。彼女、冬華だし」

「冬華ちゃんて何組?まあ、いいや。小宮さんに声かけてくるわ」

おい、フルネームしらねぇのかよ!

そんなツッコミを入れつつ

「おいおい。俺の彼女は!小宮冬…」

「はいはい。自慢いいから」

サラッと遮られる。

なんでだよ、なんでいつもうまくいかねえんだと思った。

冬華はおじさんとおばさんの事故を1回で回避できたっつーのに。

このファミレス事件も、大学の事故でも何度やってもうまくいかないーーーー…。