時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

「1年………5組!」

わぁっと私たちのいる場所で歓声が起こる。

嬉しい!

今、金賞が取れただなんて。

ぐにゃっと涙で視界がボヤァとするけど。

嬉しい涙は嬉しい

「冬華、泣きすぎだろ」


そういってる叶ちゃんだって目に涙をためている。

「冬華ちゃん、やったね!」

そういって同じパートの沢村芽依ちゃんが声をかけてくれる。

「うん!芽依ちゃん、すっごく嬉しい!」

「冬華ちゃん頑張ってたもんね!」

「っ!みんなだよ!」


周りをふと見ると、女子の大半が感動のあまり涙を流していた。そして、私もその1人。このみんなで、1年5組で金賞が取れてよかったって思った。

「泣きすぎ」

そう言って淡いブルーのハンカチを差し出すのは、叶ちゃん。

私はありがたく受け取る。

ちょっちょっと涙を拭いていると、

「今日の冬華。かっこよかった。冬華ほどのあんな素敵なパートリーダーいないよ」

耳元で囁く叶ちゃん。

それと同時にボンッッと赤くなっているだろう私の顏。

でも、すごく嬉しい。〝冬華ほどのあんな素敵なパートリーダーいないよ〟その言葉は今の私には何より嬉しい言葉。

「ありが…とぉ…!」

その言葉に感動してさらに泣けてくる。

でも…これは幸せな涙。止まらなくてもいい涙をたくさんたくさん私は流した。