時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

並んでいると。

トントンと肩を叩かれる。誰だろうと振り向くと学級委員長とふざけた男子がいた。

私は警戒し睨みながら「何ですか」と言うと。

「リハの時は悪かった…。本番の時はちゃんとやるから…本当にごめん」

「俺も悪かったって思ってるから…!」

あの2人が小声で謝ってきた。でも、きちっと私の目を見て。

きっと謝る時って相手に何を言われてしまうのかが怖いからうつむきがちだけど私の目を見てくれた。

その2人にはもっと文句を言いたいと思ってしまうけど、ここでツンケンしてもしょうがないよね。よく、中学の時の合唱部の顧問の先生が「思った事は歌に出る」と言うことを思い出す。モヤモヤした歌にしたくないし…!

「もういいよ…ごめんなさい。私も言いすぎた。お互い様…ねっ!」

そう言うと安堵の表情を見せる2人。そしてそそくさと逃げていった。

…これで、これで。上手くいくかなぁ?