時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

「つーか、合唱コンクールなんていらなくね?合唱とかどーでもいいわーw」

「ちょー賛成ー」

ーーぷつんッ。

あーあ。切れちゃった。怒りの線。

「どうでもよくない。みんな頑張ってるのに、それはないでしょう!?」

そう言ったのは私。

自分でも驚く、こんなこと言えるなんて。でも、言えるぐらい怒ってるんだ。

「なんだよ!いっつも1人で本読んでるような奴が!」

それは、私。好きで本を読んでいるだけなのに、なんでそんなことを言われなきゃいけないんだろう。

「うるさいなぁ。ふざけてるやつに言われたくない」

低く冷たい声を出す私。こんなこと人に言うのは初めてだ。

それに私が言うのは〝パートリーダーだから〟じゃない〝許せない〟から。努力もしない人にだけはーーーーーー言われたくないよ。

「金賞目指しているんだよ?何でそれを!踏みにじるの!?」

ほんとそういう人って、最低だ。

「そんなの!最低‼︎」

そう大声を出してしまった私。

やば…ヒートアップしすぎた。リハだって時間ないのに…。