「どうして…夢で真白ちゃんが来たの?理由は?」
少し叶ちゃんは間を空けて。
「少なくとも…今は話したくないんだ」
悔しそうに、顔を歪めながら。
まるでこの先に良くないことが起きると分かっているかのように。
「分かった…」
「俺からも聞きてーことあっからいいか?」
「うん」
「俺はよ…ガンで倒れたんだ。鍵の使いすぎかなって思ったんだ。まあそれはおいといて。ガンで倒れて、俺は病院にいて動けなかった。でも、今日になったらガンは無くなってるわ、家にいるし…」
「それっ、過去を変えたの私!昨日魔夜ちゃんに頼んでやってもらったの!」
あ…でも…〝鍵の使いすぎ〟??
何回も繰り返してるってこと??
私が混乱していると
は?と言いたげに固まる叶ちゃん。
「そ…か。いやでも…辻褄…」
ブツブツと独り言を言い出し納得したようだった。
「叶…ちゃん、どうした?」
「あ…わりー。なんでもねーから」
「あ!叶ちゃん、私も聞きたいことあるんだけど…」
「おう」
「叶ちゃんてタイムリープしたんだよね?何年後から来た?」
「…4年後。たぶん誤作動でこんなに戻っちまった」
4年後…。
ということは、大学2年生ぐらいの叶ちゃんが高1の叶ちゃんの中に入ってるっていう事だよね…。
なんか…すごい。
「冬華は何年後から来た?」
「私は数ヶ月後だよ」
「そうか…」
ーーーーーー…私は叶ちゃんと〝タイムリープ〟についての話をしている時にふと悔しそうに歪めた顔を思い出した。そして…大きな不安を感じていた。
でも…それを見たことを忘れようと頑張った。
少し叶ちゃんは間を空けて。
「少なくとも…今は話したくないんだ」
悔しそうに、顔を歪めながら。
まるでこの先に良くないことが起きると分かっているかのように。
「分かった…」
「俺からも聞きてーことあっからいいか?」
「うん」
「俺はよ…ガンで倒れたんだ。鍵の使いすぎかなって思ったんだ。まあそれはおいといて。ガンで倒れて、俺は病院にいて動けなかった。でも、今日になったらガンは無くなってるわ、家にいるし…」
「それっ、過去を変えたの私!昨日魔夜ちゃんに頼んでやってもらったの!」
あ…でも…〝鍵の使いすぎ〟??
何回も繰り返してるってこと??
私が混乱していると
は?と言いたげに固まる叶ちゃん。
「そ…か。いやでも…辻褄…」
ブツブツと独り言を言い出し納得したようだった。
「叶…ちゃん、どうした?」
「あ…わりー。なんでもねーから」
「あ!叶ちゃん、私も聞きたいことあるんだけど…」
「おう」
「叶ちゃんてタイムリープしたんだよね?何年後から来た?」
「…4年後。たぶん誤作動でこんなに戻っちまった」
4年後…。
ということは、大学2年生ぐらいの叶ちゃんが高1の叶ちゃんの中に入ってるっていう事だよね…。
なんか…すごい。
「冬華は何年後から来た?」
「私は数ヶ月後だよ」
「そうか…」
ーーーーーー…私は叶ちゃんと〝タイムリープ〟についての話をしている時にふと悔しそうに歪めた顔を思い出した。そして…大きな不安を感じていた。
でも…それを見たことを忘れようと頑張った。

