時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

「お邪魔しまーす」

そう言ってドアを開ける。

「冬華おっせーぞ!暇すぎて死ぬ!」

「ハイハイ」

全く…〝死ぬ〟なんて軽々しく使わないでよ。

どれだけ悲しいことか…わかっていないでしょうに。

タイムリープ前の私のお父さんのことと風上さんのお姉さんのことを思い出す。

「あ…わりー。死ぬ ってことにお前敏感だもんな」

え?

確かに…タイムリープ前はお父さんが死んだけど、今は普通に生きてるし叶ちゃんのとこも普通に生きてるから。

それに私の方や叶ちゃんの方でで親戚が死んだということはなかったのに?

「ねぇ、叶ちゃん…昨日の入学式の言葉とか今日の〝死 ぬ〟ってことどうしてそんな風に言ったの?」

…まるで…タイムリープ前のことを知ってるかのように。

それは…どういうことだろう。