時間を戻して何度でもあなたの恋人に。

それでも構わない。

「願いをっ…叶えて欲しいです…」

これが私の選択。

…叶ちゃんを救えるのならば。

「じゃあ、貴女の願いは?」

「叶ちゃ………東叶翔の…病気を…無くして下さい」

「分かった。どんなことが起きようとーーー任ーーーーーからーーーーよろーー」

瞼が落ちてくる。

あ…!

まただ。

もうすぐ目が覚める前兆。

もうダメだと瞼が完全に閉じてしまいそう

「ありがとう」と伝えたかったけど…声にしたつもりが出ていなかった。

「じゃーーーね」

まだ…忠告をきちっと聞けていない。

待って。瞼。まだ落ちないで…っ。

でも、そんな想いは全く届かなくて簡単に落ちて行く。

そしてフッと。

意識を手放した。