隣の席の瀧くん





あまりにも歩くペースが早くなりどんどん前に進んでいく瀧くん。




フフッ、



「待ってよ瀧くん〜!」



走って追いつき、瀧くんの横を歩く。



自分で言ってしまった事を後悔しているのか、あたしとは反対の方向にずっと顔を向けている。





「ありがとうっ」




あたしがそう言うと、




「こちらこそ」


そう言ってまたフイッと顔をそらされてしまった。




可愛い…可愛すぎる!



もう大好きっ

今すぐこの、気持ち伝えたいくらいだよ。





瀧くん。