ナレーター 今回も勝者は女王のお気に入りの死神です!これで、余興は終わりです!皆様、この後もパーティーをお楽しみください。

はやく帰ってお風呂に入りたいなー
ん?誰だろう。

会場を出ると一人の女の人が立っていた。

(ねぇ君)

「…なんですか」

(さっきさ、笑ってた?)

「あ…いや、わざとじゃないです。てゆうか、あなたは外の人ですか?」

(無意識だったんだ。そう、旅してる)

「え!なら僕を連れて行ってください」

(それは無理)

「…なんでですか」

(君はこの地下から出ないほうがいい)

「…そんな、そんなのあんまりだ!僕はここを出たくて生きてきたのに!」

(じゃ私は行くわ、話しかけて悪かったわね)

「ま、待って!なんで、出ちゃいけないんですか。」

そう言って近づいた瞬間に女の人が剣を抜ことしたので

「…今は抜かないほうがいいと思いますよ。」
と女の人の首元に短剣をつけて言った。

(…やっぱり君は。ねぇ、君は本当に外の世界に行きたいの?)

「…なんで急に。も、もちろん!こんな人生いやだ。」

(じゃあ、私と来なよ。)

「え!?いいんですか?」

(うん。じゃあ、また後でね。私の名前はリノ・エース・スペル)

「…え、スペルってあのスペルですか?」

(あー…そう。じゃまたね。)

そう言って歩いて行った。


おまけ

リノ・エース・スペル
性別 女
年齢 不明
髪色 白→グレー
目の色 青→赤
身長 165