何度でも手を繋ごう

私の家の前まで着いた。


「…………」
「…………」


(手、離したくないな〜…)


その気持ちが伝わったのか、楓真は少し屈んで目を合わせてニカッと笑顔を向けてきた。


「今週の日曜、どこか出かけないか?」


どうして、そんな嬉しいことを言ってくれるんだろう。